当たらない為替予想

気ままに為替などの予想をするブログ。主に考えをまとめるために書いているだけなのですが、物好きな方は読んでください。

AUD/NZD

AUD/NZDは、もう6年くらいレンジ相場になっている。FX会社の宣伝文句で、「AUD/NZDでこのレンジで取引してたら、こんなに儲かってたんですよ!」みたいなのがあるけど、そりゃあ結果を知ってたらそう言えるよなー。こんなに長くレンジ相場になるなんて予想できないから。もともと1.4近くまであったから、もっと上がるのだと思っていた。 

そのレンジは少しずつ下がってきているようにも見えるのだが、1に近付くたびに、何か強大な力で押し戻されているような印象を受ける。3月に凄い勢いで下がって行ったので、ついに1を切って一気に下がるか、と思ったけど、1を少し切っただけで逆に凄い勢いで押し戻された。1を切るのは歴史的なことなので、瞬間的に暴落することを予期して売りポジションを持ってた人も多かったのではないか?その売りポジションの損切りが絡んだせいか、その後も上がり続け、レンジの逆側の1.09近くまで行った。その後は少し下がったが、僕は、下降に転じたと見せてもう一度上昇し、1.09は超えるのではないかと思っている。その方が意外性があるから。

 

金価格

4年くらい前に、純金積立をしていた時期があった。当時も金融危機の噂があって、金を買うことを勧める投資家が多かった。また、住信SBIネット銀行で月1000円以上純金積立をするとランクが上がってATMの無料使用回数が増えるというメリットがあった。何年か経って、そのルールはいつのまにか、契約があればOKと変わったらしく、それに気づいた時点で毎月の積立はやめて、保持するだけにした。

純金積立というのは、手元に純金が届くわけではなく、金融機関が客から注文を受けた純金をまとめて買って保管しておくというものだ。そういう「買ったことにして保管しといてもらう」という形態の投資を勧めない投資家もいる。本当に買っているのかわからないからだ。その金融機関も、さらに他の金融機関から買ったことにしてそこで保管しといてもらっているだけかもしれない。つまり、現物が取引されてるわけではなく、数字だけが取引されているという意味だ。純金積立は確かペイオフの対象外で、銀行が倒産したら戻ってこない。

そういう理由で、純金ならば現物の取引を勧める投資家もいる。だが、現物取引の手数料はすごく高い。あと、最近はなかなか手に入らないようだ。しかも、それより深刻な問題がある。純金の偽物が出回っているらしいということだ。どれくらい出回っているのかはよくわからない。どこかの国の機関で作られている精巧なものもあるらしく、プロでも見分けられないのだとか。それならば、信用できそうな店でも偽物を掴まされる可能性がある。偽物ならば大損だ。

先日、中国で、担保となっていた、数千億円分の純金が偽物だったという事件があった。ニュースでは銅に金メッキをしたと書いてあるが、銅じゃ比重が全然違うんで、タングステンじゃないだろうか。どっちにしろ比較的わかりやすい偽物だったのだと思う。そういうニュースが出ても金価格は下がらないどころか上がっているというのは何か胡散臭い。

金価格は、実際のマーケットを反映しておらず、一部の人たちが不当に安く抑えている、と言う人たちもいる。それが本当なのかはよくわからないが、僕には反映しているようにも思える。2011年に金価格が最高値を取った後に価格が停滞していた2012~2013年ごろに、テレビに金取引の専門家がちょくちょく出ていた。「今までに発掘された世界中の金を集めても、水泳ブール数個分しかないんです。だから金の価格は安定してるんです。」この論理はおかしいように思える。量が一定なのと価値が一定なのは別じゃないか?価値は、欲しい人がどれだけいるかで決まる。例えば、絵画は一枚しかないが、何かのきっかけで価格が高騰したり暴落したりする。こういう、人を騙すための論理をテレビが言い出したら危険信号だろう。実際、金価格はその後下がった。金取引の専門家たちが高値で売り抜けたいがために、素人に買わせるようにテレビで宣伝したのではないか。似たようなことは、ちょくちょく起こる。昔の日本のバブルの頃も財テクブームと称してテレビが散々煽ったし、仮想通貨のバブルが弾けるときも直前にテレビやネットでCMがたくさん流れた。

今の金価格は最高値に迫っている。この後は2つのパターンがあるのではないか。つまり、最高値を超えられずに(あるいは少しだけ超えて)暴落するか、最高値を超えて急騰してからどこかで暴落するか。後者の可能性の方が高いような気はする。暴落するのは、偽物が出回っているから。ただ、こういう値動きをフォローするのは疲れるので、僕は今日、積み立てた金のほとんどを処分した。元々、持ってる量も少なかったから。

 

AUD/USD と AUD/JPY

コロナウイルスが流行り始めた頃、オーストラリアは南半球だから、やばいんじゃないかと思ってた。3月に豪ドルが暴落したのもそのせいだろう。でも意外と感染は広がらなかったせいか、そのあと急激に戻った。下がると思っていた人が多かったから、その損切りを巻き込んだんだろう。

このあとは、この勢いのまま上がって行くか、あるいは、急激に下るかのどちらかではないか。今、AUD/USD のチャートを見ると上がりそうに見えるけど、AUD/JPYのチャートを見るとそれほど勢いがないようにも見える。僕は、一度もっと下げてから上がるという予想している。僕は、AUD/USD は買いポジション、AUD/JPYは売りポジションで持っている。

日経平均

新型ウイルスが流行る前から、近々金融危機が来ると言われていた。3月に新型ウイルスが流行ったときに株価が暴落して、「いよいよか」と思った人は多かったと思う。おそらく、レバレッジをかけて空売りした人も多かったと思う。そんな売りポジションの損切りや利確の逆指値注文を狙った動きで株価が回復したのではないだろうか。

だとすると、前回の高値の24200くらいを超えたら更なる損切りも多いので、それを狙う動きがあるかもしれない。ただ、三峡ダムが決壊したら、その前に暴落になると思う。

近年世界経済は巨大なバブルの状態だと言う専門家は多いので、いつかは金融危機が来るとは思うけど、そう言われるようになって少なくとも4~5年経っている。バブルが大きすぎて弾けにくいのだと思う。新型ウイルスでも弾けなかったから、弾けるのは中国が崩壊するときなのだろう。今回の長江の洪水被害を乗り切れるかどうか。食糧難を乗り切れるのかどうか。

金融危機で暴落すると思うけど、いつなのかはわからない。明日かもしれないし、数年後かもしれない。ただ、その前に一瞬だけ高騰するかもしれないと思っている。

EUR/NZD

最近注目しているペアの一つは EUR/NZD だ。前は、あまり人気のあるペアじゃないだろうと思ってたけど、コロナウイルス騒ぎに絡んだ動きで、結構人気があるんだなー、と思った。

なぜなら、3月に大きく動いたからだ。当時は上昇トレンドで、1.8を超えたときと1.9を超えたときに、驚くほど大きく動いた。損切りのラインをそこに置いていた人が多かったのだろう。

だったら、2を超えたらすごいことになる!って思ってドキドキしてたけど、結局2を超えることはなく、それ以来下がり続けている。

僕はこのペアで売りポジションを前から少量保有している。スワップがまあまあ付くからだ。2を超えても問題無い程度の量だった。ただ、この激しい動きを見て怖くなったので、最近は利確して少しポジションを減らしている。ただ、それが正しい行動なのかどうかはわからない。今後は逆に急激に下降していく可能性もあるからだ。今日、6月9日の最安値を切ったので、1.70の近くまでは下降する可能性は高いと思う。1.70 を切るかどうかわからないが、切ったらかなり下がるのかもしれない。

『当たらない為替予想』を始めた

もう二ヶ月以上前から、noteでFXに関する記事を書こうと思って少しずつ書いていたけど、専門家でもない自分が何から何までを書いたら良いのかよくわからず、結局まとまっていない。そこで、気分転換に、為替や日経平均の予想をするブログを始めることにした。気ままに為替や日経平均の予想をするだけで、まず当たらないと思うので、信じないで欲しい。こう言っておけば怒られることもないだろう。