当たらない為替予想

気ままに為替などの予想をするブログ。主に考えをまとめるために書いているだけなのですが、物好きな方は読んでください。

反省と予想

前、先週の連休中にドル円で104円を切る方向に仕掛けがあるかもなーって書いたけど、結局無かった。仕掛けの可能性が見え見えだったせいか、介入らしきもので反発してしまった。そこからドル高円安に進んだのは、仕掛けを期待して売りポジションを持ってた人たちが建玉を処分したからか。落ち着いたように見えるので、しばらくは徐々に円高方向に進むのではないか。

ユーロについては、前には下がる予想をしてたんだけど、前回「なかなか下がらないからそろそろ上がるか?」って書いた途端に下がった笑。予想が遅れて実現するのはよくあることだけど、それだと儲からないからなー。こういう下落の仕方をすると、今後の方向性がよくわからないけど、とりあえず EUR/USDで 1.15 近くまでは下がるのか?

オセアニア通貨がこんなに下がったのは意外だけど、皆が「まだ上がりそう」って思ってたときに下がったから下落幅が大きかったのだろう。AUD/USD で 0.7 は切らない可能性が高いとは思うけど、そこを狙った仕掛けはあるかもしれない。切ったらまたかなり下がるだろう。

 

ちなみに僕は、こんなふうに予想はしてるけど、予想に基づいた短期売買をメインにしているわけではない。短期売買だとスピードや判断力で AI に勝てない。予想は良くても6~7割しか当たらないので、損切りを繰り返すことになるが、取引に使う時間や労力に比べて利益が少ない。だから、低レバレッジで、できるだけ損切りはしないでひたすら値動きを待つ戦略を取っている。破産さえしなければいつかは儲かるので、欲を出さないことが大事だ。

最近は利益が出た建玉をかなり処分している。アメリカ大統領選前後で大きく相場が動くかもしれないので、その場合に備えて余力を残しておきたいから。

アメリカ大統領選前後でのドルの動きを考えてみた

2020年11月3日アメリカ大統領選があるので、その前後でドルが不安定な動きをするのではないか。為替の主役はドルになると思う。

 

前回の大統領選では、「トランプが勝ったらドル安になる」と専門家の99%が言っていたので、トランプ勝利が確定してから、まずドル安方向へ大きく動いた。しかしその後、ドル高方向に大きく反発し、損切り損切りを呼んで大幅なドル高円安となった。中途半端な専門家の言うことを信じてはいけない好例。

 

今回もトランプが勝つと僕は思っている。前回の印象が強烈なので、トランプ勝利が確定したら、まずドル高方向へ動くのではないか。そして、前回とは逆に、ドル安方向への仕掛けで損切り損切りを呼びドル安方向に大きく動き、更に逆転してドル高方向へ、という複雑な動きを予想。

 

今から大統領選前までは、トランプが負ける可能性が影響して、ゆるやかにドル安になると予想。

ドル円、欧州通貨

USD/JPYは前回の安値に近いところに来ていて、しかも日本で月曜火曜が祝日のため流動性が低くなるので、円高ドル安方向への仕掛けがあるかもしれない。大きく動く可能性もあるが、100円を切ることはないんじゃないだろうか。

 

先週、ユーロがもっと下がると書いたが、ほんのちょっと下がっただけで元に戻ってしまった。ここまで下がりにくいということは、そろそろユーロもポンドも上がるのではないだろうか。もし上記のドル安への仕掛けがあったなら、それをきっかけにしてEUR/USD や GBP/USD も上がるかもしれない。

欧州通貨

先週、欧州通貨が一旦下がるって書いたけど、ユーロとポンドでこんなに差が出るというのは予想外だった。良い機会だと思ってGBP/EURは買いポジションを全部売って、少し売りポジションを持つことにした。こうなると、ポンドはどちらに動いても大きな動きになるのではないか。

 

ポンドの下がり方を見ると、ポンドが将来的に下がり続けると思っている人が多いのか?「これが最後のチャンス」って売ってるのかも。でもそういう意識を利用しての逆方向への仕掛けはあるかもしれない。

 

今週は、ユーロがポンドに引っ張られてもう少し下がるかと思っている。

欧州通貨とオセアニア通貨

最近、欧州通貨とオセアニア通貨の上昇トレンドが続いていたので、どこまで行くかなー、と注目していた。

 

EUR/USDは1.2、GBP/USDは1.35の壁で跳ね返されて、この先上がるのか下がるのか難しいとこだが、僕は、その壁を突破する確率が6割、しないで下がる確率が4割くらいかと思っている。突破する場合も、その前に一旦下がって、損切りをからめてプチ暴落してから、その反動で上がるのではないかと思っている。EUR/USDは1.3、GBP/USDは1.5くらいが上限じゃないだろうか。

 

オセアニア通貨はまだ上昇トレンドが鈍っているようには見えない。でも、この先、AUD/USDの上昇は少し緩やかになり、0.8 を超えるのは難しいのではないかと僕は見ている。なぜなら、2014年の終わりから2018年の初め頃まで三年以上もこのレンジで停滞していたので、その時に買ったポジションを手仕舞い売りする人がいるだろうから。

 

GBP

ポンドは予想がなかなか当たらなくて、以前は結構損失を出していた。一旦動きに勢いがつくとなかなか止まらなくて、「えーっ、そこまで行く?」と驚かされていた。

今は予想は諦めて、少額のトラリピをしている。結構動きが激しいので、レバレッジをあまりかけなくてもまあまあな利益が出る。難しいのはどちらの方向に賭けるかだけど、僕は以前の取引からの成り行きで買いポジションを持っている。

7月にポンドもユーロも急騰した。ちょっと前まではポンドが低迷するような雰囲気があったので、意外性もあって、もっと上がる可能性がある。

GBP/USDは1.32付近で何度か跳ね返されているので、その辺をこの勢いのまま突破すれば、1.35を突破してや1.4超えもあるかな。それを狙った仕掛けもあるかもしれないし。

もし1.4を超えたら、買いポジションを持つのは心理的に難しい気がする。でも、ポンドの性格を考えると、1.5とか1.6とか行く可能性もあるので、売りポジションに変えるときは欲を抑えなければ。

EUR/USDは1.2っていう節目に近づいているので、その辺で一旦失速する可能性は高い気がする。そうだとしたらEUR/GBPも下がり始めるんだろうか。

仮想通貨

ウイルス騒ぎが無かったら今年は仮想通貨が上昇する年だったのだと思うが、今となっては先行きが正直よくわからない。しかし、価値が下がったら出資した分を失うだけだが、価値が上がったら何十倍にもなるかもしれないので、平均値としては儲かると言えるのではないだろうか。ただ、価値がゼロになっても諦められる程度に留めておくのが良いと思う。私は毎週、小遣い程度の仮想通貨を買い足している。

 

仮想通貨バブルの頃、知り合いが、「俺は仮想通貨をすごく調べて、将来性がわかってて、それで儲かったんだよ。」と言っていたが、それはただ運が良かっただけだ。儲かったときは「自分の実力だ」と言い、損をしたときは「運が悪かった」と言うのは典型的な投資の初心者だ。その逆の考え方を心掛けなければいけない。

ビットコインは元祖仮想通貨だから、生き延びるのだとは思うけど、実用的なのかは疑問だ。リップルは実用的に思えるが、だからといって価値が上がるのかどうかはよくわからない。結局よくわからないので、僕は数種類の仮想通貨をいくつかの取引所に分散して持っている。

 

コロナウイルスの感染爆発が起こって株価が暴落したとき、仮想通貨の価値も下がった。これは、世界経済が落ち込むときに仮想通貨の価値も下がることを示唆する。しかし、世界経済がもっと落ち込んで、どこかの国の通貨が信用を失ったときは、価値が上がる可能性もあるかもしれない。逆に、新型ウイルス騒ぎが意外と早く収まったら、一時的に好景気になる可能性もあるか。

ならば、価値が変動することに賭けて、売買を繰り返すのも良いのだろうか。ただ、どの値段で売ったり買ったりするかを決めるのは結構難しい。早めに売り過ぎたら、後で悔しい思いをするから。

 

仮想通貨は結構前から取引していたが、残念ながらバブルの恩恵は受けなかった。4~5年に金融危機の噂を聞いたときに、金融危機ならbitcoinの価値も下がるかと思って全部売ってしまった。

仮想通貨の将来性に疑問を感じたことも売った理由の一つだった。ハードフォークで枝分かれしていくこと(アップデートが必要なこと)や、bitcoinの送金に時間がかかること、実体が無いから価値がよくわからないこと、などが好きになれなかった。Windowsのアップデートでも不具合のあるアップデートがちょくちょくあるから、仮想通貨のアップグレードがでもいつか致命的な欠陥が出て暴落しないだろうか、と心配だったのだった。

でも、どんなものでも、みんなが欲しがれば値段は上がる。テレビやネットでCMが流れ、猫も杓子も仮想通貨と言い始めた頃はさすがにバブルだと思っていたが、その段階になったら買うのも怖いし、バブルがいつ終わるかわからないから空売りをする勇気も無かった。結果論だが、元々持ってたのを全部処分せずに、ある程度残しておけば良かったのだろう。