当たらない為替予想

気ままに為替などの予想をするブログ。主に考えをまとめるために書いているだけなのですが、物好きな方は読んでください。

仮想通貨

ウイルス騒ぎが無かったら今年は仮想通貨が上昇する年だったのだと思うが、今となっては先行きが正直よくわからない。しかし、価値が下がったら出資した分を失うだけだが、価値が上がったら何十倍にもなるかもしれないので、平均値としては儲かると言えるのではないだろうか。ただ、価値がゼロになっても諦められる程度に留めておくのが良いと思う。私は毎週、小遣い程度の仮想通貨を買い足している。

 

仮想通貨バブルの頃、知り合いが、「俺は仮想通貨をすごく調べて、将来性がわかってて、それで儲かったんだよ。」と言っていたが、それはただ運が良かっただけだ。儲かったときは「自分の実力だ」と言い、損をしたときは「運が悪かった」と言うのは典型的な投資の初心者だ。その逆の考え方を心掛けなければいけない。

ビットコインは元祖仮想通貨だから、生き延びるのだとは思うけど、実用的なのかは疑問だ。リップルは実用的に思えるが、だからといって価値が上がるのかどうかはよくわからない。結局よくわからないので、僕は数種類の仮想通貨をいくつかの取引所に分散して持っている。

 

コロナウイルスの感染爆発が起こって株価が暴落したとき、仮想通貨の価値も下がった。これは、世界経済が落ち込むときに仮想通貨の価値も下がることを示唆する。しかし、世界経済がもっと落ち込んで、どこかの国の通貨が信用を失ったときは、価値が上がる可能性もあるかもしれない。逆に、新型ウイルス騒ぎが意外と早く収まったら、一時的に好景気になる可能性もあるか。

ならば、価値が変動することに賭けて、売買を繰り返すのも良いのだろうか。ただ、どの値段で売ったり買ったりするかを決めるのは結構難しい。早めに売り過ぎたら、後で悔しい思いをするから。

 

仮想通貨は結構前から取引していたが、残念ながらバブルの恩恵は受けなかった。4~5年に金融危機の噂を聞いたときに、金融危機ならbitcoinの価値も下がるかと思って全部売ってしまった。

仮想通貨の将来性に疑問を感じたことも売った理由の一つだった。ハードフォークで枝分かれしていくこと(アップデートが必要なこと)や、bitcoinの送金に時間がかかること、実体が無いから価値がよくわからないこと、などが好きになれなかった。Windowsのアップデートでも不具合のあるアップデートがちょくちょくあるから、仮想通貨のアップグレードがでもいつか致命的な欠陥が出て暴落しないだろうか、と心配だったのだった。

でも、どんなものでも、みんなが欲しがれば値段は上がる。テレビやネットでCMが流れ、猫も杓子も仮想通貨と言い始めた頃はさすがにバブルだと思っていたが、その段階になったら買うのも怖いし、バブルがいつ終わるかわからないから空売りをする勇気も無かった。結果論だが、元々持ってたのを全部処分せずに、ある程度残しておけば良かったのだろう。